内申点は取れるのに、模試で点が取れないのはなぜ?「テスト前だけ勉強」が高校受験で苦労する理由
定期テストの答案が返ってきました。
80点台が並んでいます。
通知表の成績も、悪くありません。
ところが、初めて受けた模試の結果を見て、手が止まります。
思っていたより、ずっと点数が低いのです。
- 定期テストでは、学年でも上のほう
- テスト前は、ワークを何度も解いている
- それなのに、模試では点が取れない
こんな様子に心当たりがあれば、
原因は勉強の量ではないかもしれません。
普段の勉強が、定期テストのためだけになっている
可能性があります。
この記事では、
定期テストと模試で求められる力の違いと、
中1・中2の今から始めたい3つの勉強法をご紹介します。
定期テストの点数だけでは、入試で使える学力は分からない
先に結論をお伝えします。
定期テストで点が取れていても、
以前習った内容が身についているとは限りません。
学校の成績が良いと、本人も保護者の方も安心してしまいがちです。
そのため、基礎の抜けに気づくのが、中3になってからになることがあります。
中1・中2のうちから、
テストの点数だけでなく、
以前習った内容が今でも解けるか
に目を向けることが大切です。
定期テストと模試は、何が違うのか
違いは、次のとおりです。
| 定期テスト | 模試・高校入試 | |
|---|---|---|
| 出題範囲 | 最近の授業で習った範囲 | それまでに学習した全範囲 |
| 勉強の仕方 | 1〜2週間前の集中学習でも対応しやすい | 直前の勉強だけでは対応しにくい |
| 問われる力 | 最近習ったことを覚えているか | 以前習ったことを今でも使えるか |
| 問題の傾向 | 学校のワークに近い問題が多い | 知識を組み合わせる応用問題もある |
テストの1〜2週間前だけ一生懸命勉強する。
終わったら、習った内容をほとんど見直さない。
次のテストでは、また新しい範囲だけを勉強する。
これを繰り返すと、定期テストの点数は取れても、
模試や入試で必要な力は残りにくい
のです。
成績上位の生徒でも、同じことが起こる
注意してほしいのは、
学校の成績が良い生徒でも、この問題は起こるということです。
定期テストでは上位なのに、
以前習った内容の問題になると解けなくなる。
指導の中で、こうした生徒を何人も見てきました。
内申点だけでは見えない学力がある
愛知県の公立高校入試では、
調査書の評定(内申点)も合否判定に関わります。
定期テストや内申点は、もちろん大切です。
ただし、内申点が良ければ入試も安心、というわけではありません。
学校のテストで点を取る力と、
幅広い範囲から出題される入試問題に対応する力は、
必ずしも一致しない
からです。
▶ 愛知県の公立高校入試の仕組みは、こちらで解説しています。
【2026最新】愛知県公立高校入試の仕組みを徹底解説!
テスト直前の詰め込みでは、なぜ知識が残らないのか
定期テストに向けて努力すること自体は、良いことです。
問題は、
一度覚えた内容を、
その後も覚えていられるようにしているかどうか
です。
復習しなければ、覚えたことも忘れていく
- 中1のテストでは解けた方程式が、半年後には解き方を忘れている
- テスト前に覚えた理科の用語や計算方法が、時間がたつと思い出せない
せっかく一生懸命勉強しても、
忘れてしまえば次の学習につながりません。
勉強したことと、身についたことは、必ずしも同じではないのです。
入試では「覚えている」だけでは足りない
高校入試では、知識を使って問題を解く力も必要です。
| 教科 | 覚えているだけの状態 | 入試で求められること |
|---|---|---|
| 数学(一次関数) | 基本的な式の求め方は分かる | 図形や文章題と組み合わせた問題で式を立てる |
| 理科 | 用語や法則を暗記している | 実験結果やグラフを読み取って考える |
基礎を理解する。
忘れないように復習する。
その知識を使って応用問題を解く。
この段階まで進めておくことが、高校受験では大切です。
中3で、すべてをやり直す時間はない
中1・中2の内容が身についていないまま中3になると、
次のことを同時に進めなければなりません。
- 中3の新しい単元の学習
- 中1・中2の内容の復習
- 応用問題や過去問の演習
半田高校や横須賀高校などを目指す場合、
基礎の確認だけでなく、応用問題に対応する力も求められます。
これを中3の限られた時間だけで進めるのは、大きな負担です。
「テストが終わったら忘れてもいい勉強」ではなく、
「高校受験まで使える力を残す勉強」をしてほしい。
これが、中1・中2の生徒たちに伝えたいことです。
季節講習は、それまでの学習を「使える力」にする機会
普段の学校の授業は、どんどん新しい単元へ進みます。
以前習った内容をまとめて復習する時間は、
意識してつくらなければ確保できません。
だからこそ、
夏休み・冬休み・春休みの長期休暇は、復習の大切な機会
になります。
予習だけでなく、「今でも解けるか」を確かめる
季節講習というと、次の学期の予習や、苦手教科の特訓をイメージされるかもしれません。
それも目的の一つです。
ただ、雙葉進学教室が特に大切にしているのは、
それまでに習った内容を確認し、確実に身につけ直すこと
です。
- 数学:基本的な計算、方程式、関数が本当に理解できているか
- 理科:以前学んだ用語や法則を覚えているか、計算問題や実験の問題にも対応できるか
必要に応じて、前の学年の内容まで戻って復習します。
確認するのは、問題を解き直したかどうかではありません。
以前は解けた問題が、今でも自分の力で解けるか
です。
基礎の復習だけで終わらせない
基礎の定着を確認したら、次は応用です。
- 基本問題を確実に解けるようにする
- 標準的な問題を解く
- 応用問題・入試問題に挑戦する
中1・中2でも、すでに学習した範囲なら、
高校入試の問題に取り組める部分があります。
この積み重ねがあれば、中3になったときに
基礎のやり直しばかりに時間を取られず、入試対策を進めやすくなります。
「中3から塾に通えば大丈夫」と考える前に
「まだ受験まで時間があるのに、そんなに早くから必要なの?」
そう思われる方もいるでしょう。
お伝えしたいのは、早くから塾に通ってほしい、ということではありません。
中1・中2のうちに、習った内容を忘れないように復習してほしい
ということです。
ご家庭で計画的に復習できるなら、それも良い方法です。
大切なのは、定期テストが終わったあとも、
以前習った内容を繰り返し学習する機会があるかどうかです。
中3になって慌てないために、今から始めたい3つの勉強法
① テストが返ってきたら、間違えた問題を解き直す
点数だけを確認して、終わっていませんか。
確認してほしいのは、
どの問題を、なぜ間違えたのか
です。
| 間違いの原因 | 次にやること |
|---|---|
| 計算ミス・うっかりミス | どこで間違えたかを見つけ、同じ形の問題を解き直す |
| 解き方そのものが分かっていない | 教科書や問題集の例題に戻って確認する |
解き直したら、1週間後にもう一度解く。
答えを見て理解しただけで終わらず、自分の力で解けるようにすること。
② 長期休暇には、これまで習った内容をまとめて復習する
例えば中2の冬休みなら、
中2の内容だけでなく、中1の内容も確認してみましょう。
- 数学:正負の数、文字式、方程式などを忘れていないか
- 理科:以前習った用語や法則、計算問題に対応できるか
定期テストでは解けたのに、今は解けない問題が見つかったら、
そこが復習すべきところです。
ここで気をつけたいのは、
長期休暇の勉強を、学校の宿題を終わらせるだけにしないこと
です。
宿題を終わらせることと、内容が身についていることは、同じではありません。
③ 基礎が身についたら、応用問題や入試問題に挑戦する
復習できたら、次は応用問題です。
数学の一次関数なら、図形や文章題と組み合わせた問題。
理科なら、実験結果やグラフを読み取る問題。
最初から難しい問題が解ける必要はありません。
基本 → 標準 → 応用と、段階を踏んで進めましょう。
半田高校や横須賀高校などを目指すなら、
中3で初めて応用問題に取り組むのではなく、
中1・中2から少しずつ慣れておく
ことをおすすめします。
この冬休みを、これまでの学習を確かめる機会に
次のように感じたら、ご相談ください。
- 定期テストや通知表は良いのに、模試で点が取れない
- テスト前しか勉強していないのが気になる
- 中1の内容がどれだけ身についているか分からない
- 半田高校・横須賀高校を目指したいが、今の勉強で足りるか不安
半田市の学習塾、雙葉進学教室では、
すべての授業を塾長が直接担当し、
季節講習ごとに、それまでに学習した内容の復習に取り組んでいます。
基礎の定着を確認しながら、応用問題にも対応できる力を育て、
目の前の定期テストだけでなく、その先の高校受験を見据えて指導しています。
現在、小学5年生〜中学2年生を対象に、冬期講習の受講生を募集しています。
通常授業は、2週間の無料体験授業も受け付けています。
(中学3年生は満席のため、募集を停止しています)
ご相談の際は、次のものをお持ちください
- 直近の定期テストの答案(できれば複数回分)
- 模試を受けている場合は、その成績表
中1・中2の勉強の仕方が、すでに高校受験につながっています。
まずは、雙葉進学教室までお気軽にお問い合わせください。




