3月5日にAグループ、10日にBグループの公立高校の入試が行われました。
今年の入試問題の特徴は、新型コロナの影響で学校の休校が3か月あったことから、全体的に去年と比べてやや易化し、長文の問題文があまりなく、オーソドックスな問題が多いという印象でした。
例年よりも基本的な問題が多い一方で、2点の問題は少しややこしく思考力が問われる問題だったのではないかと思います。
通常なら平均点が去年よりも上がると思われますが、入試の演習をこなせない人が多かったように思いますので、去年と同じかもしかすると少し低くなっているのではないかと予想しています。
AグループとBグループの難易度の違いですが、いつものように若干Bグループのほうが難しかったんじゃないかと思います。
この難易度だと得点が取れる子はかなり取れるが、取れない子は取れないので、志願者数の倍率の低い高校はボーダーが下がっている可能性もあります。
来年以降の入試についてですが、今年のようにやや易しい問題になることはないと思われますので、去年と同じように全体的に難易度が高くなると思います。