高校入試の話ですが、愛知県は来年度もこれまでと同様に高校入試が行われます。
内申点を上げていくことは大事なことなのですが、内申点がいくらあっても、志望する高校に合格するだけの実力をつけておかないと志望校自体が変わってしまうことになります。
高校入試の実力を上げるには、定期テストの勉強だけでは足りません。
今まで学習した内容を復習することは大事なのですが、それだけではやはり足りません。
高校入試で志望校に合格するためには、それぞれの学校に合格する得点を取らないといけないのですが、それには「読解力」が深く関わっていると私は思います。
「読解力は、国語だけの問題ではないのか?」と思っている人も多いと思いますが、国語以外の教科の問題が解けないのは、問題文の質問の意味がわかっていないから解けないということがかなり多いです。
また、難しい問題が解けないのは、複雑なことがらを整理する力が足りないことと、自分が何がわかっていて何がわかっていないのかがわかっていないことなどが挙げられます。
いずれにせよ、入試の実力を上げていくには、短期間の暗記ではまったく意味がなく、計画を立てて学習を進めていかないといけないです。
そのためには、夏休みの間にどのように学習を進めていくのかが非常に重要になります。
人間はどうしても期限が迫ってきて、やらないといけなくなってから慌ててやることになってしまうことが多いと思います。
実力を上げるためには、周りがそれほどやっていないときにこそ、やることが必要だと私は思っています。
周りがやっているときに自分もやったとしても、自分の力を上げても周りも同じように上がるのであまり変わらないことになります。
高校入試までの期間を今からシミュレーションして、今何をやるべきなのかを考えていくことが重要だと思います。